Bowers & Wilkins

801 D4 Signature

25mm Diamond HF、150mm Continuum FST MF、250mm Aerofoil LF×2、独立Turbine Head、強化クロスオーバーを備える800 Series Signatureのフロア型3ウェイ。

ドライバー
LF 250mm×2 + MF 150mm + HF 25mm
再生周波数範囲
13Hz〜35kHz(-6dB)
推奨アンプ出力
50〜1,000W(8Ω)
ミッドナイトブルー仕上げのBowers & Wilkins 801 D4 Signatureを正面斜めから示す公式製品画像
画像: Bowers & Wilkins

製品概要

801 D4 Signatureは、Bowers & Wilkinsが2023年に発表した800 Series Signatureのフロア型パッシブスピーカー。25mm DiamondドームHF、150mm Continuum FSTコーンMF、2基の250mm Aerofoil ProfileコーンLFによる3ウェイ・バスレフ構成で、13Hz〜35kHz(-6dB)の周波数レンジと90dBの感度を公称する。

基本構成は801 D4を受け継ぎながら、HFグリル、アルミニウム製トップ部、リアマウントのクロスオーバーと部品をSignature仕様へ変更している。HFはSolid Body Tweeter-on-Top、MFは独立したTurbine Headへ収め、LFキャビネットはReverse Wrap形状とMatrix補強を組み合わせる。

仕様

システム
3ウェイ・バスレフ型パッシブスピーカー
ドライバー
LF:250mm Aerofoil Profileコーン×2、MF:150mm Continuum FSTコーン、HF:25mm Diamondドーム
再生周波数範囲
13Hz〜35kHz(-6dB)
周波数特性
15Hz〜28kHz(±3dB、基準軸)
感度
90dB SPL(2.83Vrms、1m、軸上)
高調波歪み
2次・3次:1%未満(30Hz〜20kHz)、0.3%未満(100Hz〜20kHz)、90dB/1m/軸上
インピーダンス
公称8Ω、最小3.0Ω
推奨アンプ出力
50〜1,000W(8Ω、クリップしていないプログラム)
外形寸法
1,221 × 451 × 600mm(高さ × 幅 × 奥行)
重量
100.6kg(1本)
仕上げ
Midnight Blue Metallic、California Burl Gloss

設計・技術

Solid Body Tweeter-on-Top

25mm DiamondドームHFを、アルミニウム削り出しの細長い独立筐体へ収める。後方へ伸びるチューブロードと本体から切り離した配置を組み合わせ、HF振動板の背面放射と主キャビネットから伝わる振動を管理する。SignatureではHF前面のグリル形状も変更された。

Turbine HeadとContinuum FST MF

150mm Continuum FST MFは、LFキャビネットから独立したアルミニウム製Turbine Headに取り付けられる。コーン外周には一般的なロールエッジではなくFSTとBiomimetic Suspensionを用い、MF専用帯域で振動板外周の動きを制御する。独立ヘッドはMF背面の容積と外形をLF部から分離する。

2基の250mm Aerofoil LF

LFは厚みを半径方向に変化させたAerofoil Profileコーンを2基使用する。2基を縦に配置し、背面のFlowportと組み合わせたバスレフ方式で動作する。HFとMFを独立筐体へ移したことで、主キャビネットはLF容積と補強へ重点を置いた構成になる。

Reverse WrapとMatrix

主キャビネットは前面を一枚の曲面材で包むReverse Wrap形状とし、内部には格子状のMatrix補強を配置する。D4世代ではMatrixへ垂直・水平のアルミニウム部材を加え、底面のFlowport周辺にもアルミニウム補強を用いる。外板の曲面と内部格子を組み合わせてLF筐体を支持する。

Signature専用アルミニウムトップ

SignatureではLFキャビネット上部のアルミニウム部材を最適化し、Turbine Headの支持部とキャビネット上面の剛性を強化している。Midnight Blue Metallicには青いConnollyレザー、California Burl Glossには黒いレザーを組み合わせる。

背面アルミニウムスパインへの配置

アルミニウムスパインへ取り付けたBowers & Wilkins 801 D4 Signatureの公式クロスオーバー画像
画像: Bowers & Wilkins

クロスオーバー基板は主キャビネット背面のアルミニウムスパインへ取り付ける。キャビネット内部の音圧から部品を離すとともに、アルミニウム部材を放熱面として使う配置である。Signatureではコンデンサーやコイルを含む部品構成を更新している。

外部アンプを前提とするパッシブ構成

アンプとDSPを内蔵せず、内部のパッシブネットワークでLF、MF、HFを分割する。公称インピーダンスは8Ωだが最小3.0Ωまで低下し、メーカーは8Ω負荷で50〜1,000Wのアンプを推奨する。接続するアンプと設置環境を外部で構成する、従来型のハイエンドHi-Fiシステムである。

出典

  1. 01
    Bowers & Wilkins801 D4 Signature

    メーカー公式製品ページ · 2026年8月15日確認

  2. 02
    Bowers & Wilkins801 D4 Signature Information Sheet

    公式仕様書 · 2026年8月15日確認

  3. 03
    Bowers & Wilkins801 D4 / 802 D4 / 803 D4 Manual

    公式マニュアル · 2026年8月15日確認

  4. 04
    Bowers & WilkinsThe Story of Signature

    メーカー公式技術ページ · 2026年8月15日確認

  5. 05
    Bowers & WilkinsExcellence. Evolved. 800 Series Diamond Engineering

    メーカー公式技術ページ · 2026年8月15日確認