ETX-15P
15インチSMX LFとSSTウェーブガイド、最大135dB SPL、FIR-Drive DSPを可搬型エンクロージャーへ統合した2ウェイ・セルフパワードPAスピーカー。
- ドライバー
- LF 15インチ + HF 1.25インチ
- 最大音圧
- 135dB SPL
- カバレージ
- 90° × 60°

製品概要
ETX-15Pは、Electro-VoiceのETXシリーズに属する15インチ・2ウェイ・セルフパワードPAスピーカー。SMX2150 LFドライバーとDH3-Bチタン・コンプレッションドライバーを搭載し、SST(Signal Synchronized Transducers)ウェーブガイドによって公称90° × 60°のカバレージを形成する。周波数特性は48Hz〜20kHz(-3dB)、最大音圧は135dB SPLと公表されている。
内部には2,000W Class DアンプとFIR-Drive DSPを備える。プリセット、クロスオーバー、3バンドEQ、ディレイ、ピーク/サーマル保護を本体LCDから設定でき、ポールマウント、フロアモニター、トライポッド、サブウーファーとのスタック、吊り設置へ対応する。
仕様
- システム
- 2ウェイ・セルフパワードPAスピーカー
- ドライバー
- LF:15インチSMX2150、HF:1.25インチDH3-Bチタン・コンプレッションドライバー
- 周波数特性
- 48Hz〜20kHz(-3dB)
- 周波数範囲
- 40Hz〜20kHz(-10dB)
- 最大音圧
- 135dB SPL(ピーク)
- カバレージ
- 水平90° × 垂直60°
- クロスオーバー周波数
- 1.5kHz
- アンプ
- 2,000W Class D
- 信号処理
- FIR-Drive DSP、用途別プリセット、クロスオーバー、3バンドEQ、ディレイ、ピーク/サーマル保護
- 音声入出力
- XLR/TRSコンボ入力 × 2、XLRミックス出力 × 1
- エンクロージャー
- 18mm厚・13プライのバーチ合板、EVCoat仕上げ、スチールグリル
- 設置
- ポール角度0°/7.5°、フロアモニター、トライポッド、サブウーファー上へのスタック、M10吊りポイント × 8
- 外形寸法
- 691 × 431 × 447mm(高さ × 幅 × 奥行)
- 重量
- 27.7kg
設計・技術
15インチSMX LFドライバー
LFにはElectro-VoiceのSMX2150を採用する。コンポジットコーン、磁束安定化リング、熱を逃がす構造を組み合わせ、可搬型PAで求められる出力と耐入力を担う。HFは1.25インチのDH3-Bチタン・コンプレッションドライバーで、1.5kHzでLFとクロスする。
SSTウェーブガイドによる90° × 60°
SST(Signal Synchronized Transducers)は、ドライバーの配置とウェーブガイド形状を一体で設計するElectro-Voiceの手法。ETX-15Pでは水平90° × 垂直60°の公称カバレージを与え、LFとHFのクロスオーバー領域を含む放射のつながりを整える。
2,000WアンプとFIR-Drive

2,000W Class DアンプにFIR-Drive DSPを組み合わせ、周波数特性と位相特性の補正、クロスオーバー、ピーク/サーマル保護をシステム内で管理する。Electro-Voiceは、FIRフィルターで振幅と位相を独立に扱い、ドライバーとエンクロージャーを含めたシステム応答を整える考え方を示している。
本体だけで完結する設定
背面LCDでは、用途別プリセット、サブウーファーとのクロスオーバー、3バンドEQ、ディレイ、入力レベルを設定できる。設定ロックも備え、単体運用から複数台を使う現場まで、本体側で再現性を確保しやすい構成になっている。
可搬と固定設備を兼ねる合板キャビネット
18mm厚・13プライのバーチ合板キャビネットにハンドルを設け、ポールマウントとフロアモニターの両方に対応する。ポールソケットは0°と7.5°を選択でき、8か所のM10ポイントを使った吊り設置にも対応するため、可搬システムだけでなく固定設備にも組み込みやすい。
出典
- 01Electro-VoiceETX-15P
メーカー公式製品ページ · 2026年8月15日確認
- 02Electro-VoiceETX-15P Engineering Data Sheet
公式仕様書 · 2026年8月15日確認
- 03Electro-VoiceETX Powered Loudspeakers User Manual
公式マニュアル · 2026年8月15日確認
- 04Electro-VoiceFIR-Drive Technology
公式技術資料 · 2026年8月15日確認