製品概要
Anakonda-KAN200+は、16基の1インチ・ネオジムドライバーを全長2mの柔軟な筐体へ並べたパッシブ・ラインアレイ設備スピーカー。連節構造と外装スリーブによって曲線や柱、什器などの形状へ沿わせることができ、一般的な直線型コラムでは収まりにくい建築空間へ音響システムを統合することを目的としている。
公称カバレージは水平140° × 垂直10°、周波数特性は150Hz〜18kHz、最大音圧は108dB SPL。標準モデルは32Ωで、複数台を並列接続しやすい。K-ANLINKアクセサリーを使うと2系統のアンプチャンネルへ振り分けられ、K-arrayは最大32台、合計64mまでの構成を示している。
仕様
- システム
- パッシブ・フレキシブル・ラインアレイ設備スピーカー
- ドライバー
- 1インチ・ネオジムドライバー × 16
- 周波数特性
- 150Hz〜18kHz(-6dB)
- 最大音圧
- 108dB SPL(ピーク)
- 公称カバレージ
- 水平140° × 垂直10°
- 許容入力
- 300W
- 公称インピーダンス
- 32Ω(標準モデル)
- 接続端子
- NL4 × 2
- 最大接続構成
- K-ANLINK使用時、2アンプチャンネル合計で最大32台/64m
- 外形寸法
- 2,000(±20) × 56 × 35mm
- 重量
- 1.9kg
- 構造
- 連節式PVC/ネオプレンボディ、PET外装スリーブ
- バリエーション
- KAN200+(32Ω)、KAN200+8(8Ω)、KAN200+8-MA(8Ω・IP65マリン仕様)
設計・技術
16基のドライバーを2mの連節構造へ配置

16基の1インチドライバーを、PVCとネオプレンで構成した全長2mの連節式ボディへ並べる。外側をPETスリーブで覆い、直線だけでなく曲線や円弧に沿って設置できるため、スピーカーの形状を建築側へ合わせられる。
広い水平、狭い垂直カバレージ
メーカー公称のカバレージは水平140° × 垂直10°。小口径ドライバーを線状に並べることで、広い水平範囲へ音を配りながら垂直方向の放射を絞る構成になっている。設置時の曲げ方や向きによって実際の放射は変わるため、建築形状だけでなく、狙う客席範囲に合わせた配置が必要になる。
低域は別システムと組み合わせる
周波数特性の下限は150Hzで、フルレンジ再生よりも中高域の分散と意匠への統合を優先した設計である。音楽再生や十分な低域が必要な設備では、用途と必要音圧に応じてK-arrayのサブウーファーなどを組み合わせる構成になる。
32Ωを生かした長尺構成
標準モデルは32Ωで、NL4端子を使って複数台を並列接続できる。K-ANLINKは各モジュールをアンプの1chまたは2chへ振り分ける接続アクセサリーで、K-arrayは2チャンネル合計で最大32台、64mまでの構成を示している。長い造作へ連続させつつ、2系統へ分けて負荷と信号を管理するための仕組みである。
8Ω仕様とマリン仕様
標準の32Ωモデルに加え、8ΩのKAN200+8と、IP65および耐腐食・耐塩害仕様を備えたKAN200+8-MAが用意される。接続台数、アンプ構成、設置環境に応じて、同じ外形と音響構成を異なる設備条件へ適用できる。
出典
- 01K-arrayAnakonda-KAN200+
メーカー公式製品ページ · 2026年8月15日確認
- 02K-arrayAnakonda
メーカー公式製品ページ · 2026年8月15日確認
- 03K-arrayAnakonda-KAN200 Datasheet
公式仕様書 · 2026年8月15日確認
- 04K-arrayAnakonda-KAN200 / KAN200+ User Guide
公式マニュアル · 2026年8月15日確認
- 05K-arrayK-ANLINK
メーカー公式製品ページ · 2026年8月15日確認
