PK Sound

T10

LF 10インチ×2、MF 6.5インチ×2、4インチ・デュアルダイアフラムHF、3,000W Class Dアンプ、多軸ロボット指向性制御を搭載する3ウェイ・ラインソース。

ドライバー
LF 10インチ×2 + MF 6.5インチ×2 + HF 4インチ
最大音圧
最大146dB
ロボット指向性制御
水平60〜120°/垂直0〜12°
水平指向角を機械的に変化させたPK Sound T10の公式製品画像
画像: PK Sound / CLARITY

製品概要

T10は、PK SoundのTrinityシリーズに属する中型3ウェイ・セルフパワード・ラインソースモジュール。2基のバンドパスロード10インチLF、CMIウェーブガイドへ取り付けた2基の6.5インチMF、平面ウェーブガイドへ接続した4インチ・デュアルダイアフラムHFを、4チャンネル・3,000W Class DアンプとDSPで駆動する。

水平指向角は60〜120°を5°単位で、左右対称または非対称に設定できる。キャビネット間の垂直角度は0〜12°を0.1°単位で調整し、どちらも内蔵する産業用リニアアクチュエーターから遠隔操作する。傾斜計、IRセンサー、ネットワーク制御を組み込み、アレイを吊った後もPK .dynamicsからカバレージを変更できる。

仕様

システム
3ウェイ・セルフパワード、ロボティック・ラインソースモジュール
ドライバー
LF:10インチ・ネオジム、バンドパスロード×2、MF:6.5インチ×2、HF:4インチ・デュアルダイアフラム平面波ドライバー
周波数特性
40Hz〜20kHz
最大音圧
146dB(1m、ピンクノイズ、クレストファクター4、リミッター/DSP有効)
ロボット指向性制御
水平60〜120°、5°単位、対称/非対称;垂直0〜12°、0.1°単位
アンプ
4チャンネルClass D、合計3,000W
入力/ネットワーク
アナログ/AES入力、専用ネットワーク、Amphenolマルチピン音声/ネットワーク端子
アクチュエーター耐久回数
80,000回
最大アレイ長
24モジュール
外形寸法
250 × 980 × 561mm(高さ × 幅 × 奥行)
重量
47.6kg

設計・技術

バンドパスロードの10インチLF

2基の10インチLFをバンドパス型の内部空間へ収め、前面に間隔を設けた開口から放射する。PK Soundは、このLF開口と中央のCMIウェーブガイドを組み合わせ、水平面の指向性を連続させる構成としている。

CMIへ統合したMF/HF

2基の6.5インチMFは特許取得済みのCoherent Midrange Integrator(CMI)へ取り付け、4インチ・デュアルダイアフラムHFは中央の平面ウェーブガイドへ接続する。CMIはMFとHFを一つの可変指向性セクションとしてまとめる。

水平60〜120°を対称/非対称に変更

水平指向角を段階的に変えたPK Sound T10ラインアレイの展開例
画像: PK Sound / Church Production Magazine

左右のアクチュエーターがCMIとLF開口周辺の形状を動かし、水平指向角を5°単位で変更する。左右を同じ角度にする対称パターンに加え、片側だけを広げる非対称パターンにも対応する。

垂直角度を0.1°単位で遠隔調整

キャビネット間角度は、リギング内部のアクチュエーターにより0〜12°を0.1°単位で設定する。アレイを直線状態で吊り上げた後、客席形状に合わせて各モジュールの角度を遠隔調整できる。

アンプ、DSP、センサーをモジュールへ統合

4チャンネル・3,000W Class Dアンプ、DSP、ネットワーク、傾斜計、IRセンサーを各モジュールへ内蔵する。FIR/IIRフィルターが周波数特性と帯域分割を処理し、リミッターと監視機能を含めてキャビネット単位で制御する。

Auto-Arrayと遠隔カバレージ変更

PK .dynamicsのAuto-Arrayは、内蔵センサーとネットワーク情報から各モジュールの位置と角度を認識する。機械角、水平指向角、DSPを同じ制御環境で扱い、設置後にも客席、反射面、周辺エリアに合わせたカバレージ変更を行える。

出典

  1. 01
    PK SoundT10

    メーカー公式製品ページ · 2026年8月15日確認

  2. 02
    PK SoundT10 Product Specification

    公式仕様書 · 2026年8月15日確認

  3. 03
    PK SoundT10 User Manual v2.0

    公式マニュアル · 2026年8月15日確認

  4. 04
    PK SoundPK Sound .dynamics System Control Software Now Available

    メーカー公式プレスリリース · 2026年8月15日確認