ITコンサルティング企業Replyのトリノ本社にある100席の地下講堂へ、CODA Audioの常設システムが導入された。旧兵舎を改修した建物で、講演、研修、TED形式のプレゼンテーション、パーティーまで、可動床によって会場構成が変わる。

主音源にはHOPS7-Proポイントソーススピーカーを採用し、U12コンパクトサブウーファーを組み合わせた。施工を担当したDecima 1948は、筐体サイズに対する出力と、客席構成の変更に追従できるカバー範囲を選定理由に挙げる。

地下空間では天井高、反射、意匠上の制約が重なりやすい。大型アレイを一か所へ置くのではなく、小型機を必要な位置へ配置することで、歴史的な内装の視認性を保ちつつ、発言の明瞭度とイベント時の音圧を両立する設計となった。