Solid State Logicは、新しい大型ミキシングコンソールOdysseyを発表した。Oracleで導入したActiveAnalogue技術とInstant Recallを、より多いチャンネル数と複数のフレームサイズへ広げ、録音、ミックス、大規模ハイブリッド制作を対象にする。

構成は24+8チャンネルから96+8チャンネルまで。信号経路はアナログのまま、各チャンネルの制御値を保存して呼び戻すため、別セッションへの切替や修正作業でノブ位置を手動復元する時間を減らせる。触覚的な操作と現代的なリコールを同じ卓上に置く考え方だ。

大型アナログ卓の課題は、音質だけでなく設置面積、電力、保守、再現性にある。Odysseyはアナログ回路をデジタル卓へ似せるのではなく、制御と状態管理をソフトウェア側へ寄せる。固定スタジオが大型卓を維持する理由を、作業速度から組み直した製品といえる。