米ペンシルベニア州のCentral Assembly of Godは、約20年使ったPAをd&b Soundscapeへ更新した。八角形の礼拝堂では、前方を適正音量にすると後方が不足し、後方を上げると前方が過大になる状態が続いていた。設計と施工はFresh Techが担当した。
メインは24Sポイントソース5台、低域はB6サブウーファー6台、前方と側方の補助に5Sを8台配置。DS100とEn-Sceneが各入力を舞台上の位置に対応させ、Dante経由で各スピーカーへ分配する。ArrayCalcでは既存の吊り点を生かして台数を抑えた。
導入後は演奏の分離だけでなく、話声の理解しやすさにも改善が報告された。没入感を演出効果として強調するより、全席へ同じ情報を届けるために空間処理を使った点が重要だ。礼拝施設や講堂でのSoundscapeの実用的な位置付けが見える。
