Martin Audioは8月3日、英リーズのHarewood Houseで6月6日に開かれたGoodlife FestivalのPA構成を公開した。前年の初開催が完売したことを受け、2年目は最大1万人へ規模を拡大。Armand Van Helden、Groove Armada、Alison Limerickらがメインステージに出演した。
音響を担当したdBS Solutionsは、当初WPCを使う前提で入札していた。しかしチケット販売が伸び、客席エリアが拡張されたため設計を再検討。Martin AudioのDISPLAYで複数案を比較し、メインを大型のWPLへ変更するとともに、後方へディレイタワーを追加した。
最終構成はWPLを左右10台ずつ吊り、SXH218サブウーファー14台を城壁型のカーディオイド配列で設置した。奥行きが約100mに達する客席の後方には、WPC 6台とSXHサブウーファー3台を組み合わせたディレイタワーを1基置いている。
側方はグラウンドスタックのTORUS T1230、最前列はサブウーファー上のFP12で補完した。ステージモニターにはXE300を使用し、DJ用には左右それぞれSXCサブウーファー2台とFP15を配置。メインだけでなく、客席周辺と出演者側まで同一メーカーの製品群で組んだ。
運用時は会場内のほかのテントと敷地外の騒音値を確認し、必要に応じて1〜2dBずつレベルを調整したという。チケット販売による客席の拡大を、単純な音量増加ではなく、メインアレイの変更とディレイ追加で吸収した事例となる。
