The Black Crowesは、10作目のスタジオアルバム『A Pound of Feathers』に伴う「Southern Hospitality Tour」で、Meyer Sound PANTHERラインアレイをメインにした音響システムを使用している。システムはベイエリアのレンタル会社兼インテグレーターUltraSoundが供給し、米国とカナダの41都市を回る行程に対応する。

基本構成は、メインにPANTHERラインアレイスピーカー18本/サイド、大規模会場のサイド席を受け持つLYONラインアレイ16本/サイド、ステージ上部にフライングする1100-LFC低域コントロール・エレメント6本/サイド、地上スタックの1100-LFC 12本、フロントフィル用LEOPARD 6本である。1100-LFCはすべてカーディオイド構成で、UltraSoundは過去ツアーで蓄積した同会場のMeyer Sound MAPP 3Dファイルを設計に使い、システムエンジニアDavid Williamsが各日の会場条件に合わせて調整する。

UltraSoundのJason Millsは、ツアーがアリーナと主にアンフィシアターを含むため、3,000席から30,000席までを一つの設計で扱う必要があったと説明している。FOHエンジニア兼プロダクションマネージャーのTim “Quake” Markは、PANTHERの重量面と能力に着目し、現在のPA規模で20,000ポンドを削減できること、LYONアウトフィルを左右交互に構成してステレオイメージを保つこと、カーディオイドの1100-LFC配置でステージ上のサブ成分を制御することを挙げている。