Born & Raisedはサンディエゴ中心部にあるステーキハウスで、約1万平方フィートの店内にメインダイニング、バー、屋上スペースを備え、約200から250人を収容する。今回の音響更新は、夕食時の音楽と夜の高いエネルギーのプレイリストを支えつつ、Basile Studioによる店舗デザインの中で視覚的に目立ちにくい設備とすることを中心に進められた。
CH ProjectsとCaneno Systemsは1 SOUNDと設計段階から連携し、レイアウト、音響条件、意匠上の目標に合わせた分散音響システムを組んだ。メインダイニングではCannon C6iを周囲に分散配置し、Level L35を天井内に組み込んで中央部のカバレージを補う。SUB28サブウーファーは宴会席や特注家具に隠され、屋上にはマリングレードのCannon C6とWSUB45を置き、Custom Shopによる外装用カスタムウッド仕上げとA4 316ステンレス部品を用いた。
ソースから見える実務上の要点は、飲食空間の内装と運用に合わせて、スピーカーの配置、仕上げ、耐候仕様を同時に調整したことだ。屋内では分散配置と家具内蔵の低域により客席全体の音楽再生を狙い、屋上ではサンディエゴ中心部を見渡す屋外環境に合わせてマリングレード仕様のスピーカーとサブウーファーを使っている。
