シカゴのMusic Box Theatreは、1929年の内装を保ちながら映画音響をAlcons Audioへ更新した。映画専門インテグレーターKinoraが施工し、建築要素とオルガンによる配置制約の中で、台詞明瞭度と客席全体のカバーを改善した。

スクリーン側のセンターにはCRA24N/90bi 2台とCRA24W/120bi 1台を配置。左右はQR24ラインソース各4台とQB242低域拡張、さらにCB362デュアル18インチサブウーファー2台を用いる。Sentinel10とDirector6が増幅と制御を担う。

左右スピーカーは内装に合わせた特注色とし、センターとサブはスクリーン裏のアルコーブへ収めた。指向性を絞って歴史的な壁面への反射を抑え、古いモノラル光学録音から現代作品、70mm上映までを同じ劇場で扱う。保存と更新を対立させない設備計画だ。