SAE Institute Amsterdamは、ブランド新設のDolby Atmos教育スペースにAudientの没入型オーディオ向けインターフェース兼モニターコントローラー、ORIAを導入した。発表地はオランダ・アムステルダムで、同校のオーディオ教育に空間オーディオを組み込む取り組みの一部となる。
同キャンパスはAudientと長く連携しており、学生はまずポータブルなiD4とiD44デスクトップインターフェースを使い、制作状況に応じた運用を学ぶ。その後、ラックマウント型のiD48でライブルームと制作スタジオを接続し、Studio 1ではASP880プリアンプ、Studio 3ではASP8024コンソールを使ってインライン卓でのミキシングを経験する。ORIAの選定では、内蔵のチューニング機能とキャリブレーション機能が重視され、外部パートナーと連携しながら部屋をDolbyカーブとDolby要件に合わせる中核システムとして使われる。
SAE Amsterdamでは、Dolby Atmosをカリキュラムに入れることを、空間オーディオが特別な形式から業界標準へ移行する中で必要な対応と見ている。ドイツ、スイス、オーストリアを含むSAE地域でも、没入型オーディオを学生の学習体験に含める方針が示されており、ポストプロダクション、シネマ、映画、高度なオーディオ環境で使われるシステムとワークフローを卒業前に経験させる狙いがある。
