映像と音声ポストプロダクションを行うRLP Mediaは、約33平方メートルの制作室へAudient ORIA Miniを導入した。収録条件の異なる素材をテレビ、YouTube、モバイル向けに仕上げるため、室内モニターの補正と再生先ごとの確認を一台へまとめる。
ORIA Miniのルーム補正とプロファイル機能を使い、通常のモニター環境に加えて、ノートPCスピーカーを模したEQとモノラル再生を前面ボタンから呼び出す。納品前に別の端末へ書き出さず、音声の帯域バランスと互換性を短時間で確認できる。
既存のAudient iD44とはS/PDIFで接続し、音量操作は使い慣れたiD44のノブを残した。新機材へ作業をすべて置き換えず、補正とプロファイルだけを追加した点が現実的だ。ルーム補正は室内音響の代わりではないが、限られた部屋で判断の再現性を上げる道具になる。
