CevaとActions Technologyは、Bluetooth High Data Throughputに対応するオーディオSoC、ATS296Xシリーズの開発協業を発表した。Ceva-WavesのHDTプラットフォームをActionsのチップへ統合し、製品メーカーが次世代Bluetooth音響へ移行するための実装基盤を提供する。
HDTはピーク転送量を従来の約2Mbpsから約7.5Mbpsへ高める構想で、ロスレス音声、低遅延ゲーム音声、高速なOTA更新を想定する。音響面では、従来のステレオ中心から、サウンドバーとワイヤレスサテライト、サブウーファーを含む多チャンネル接続へ広がる可能性が大きい。
ATS296Xは現在、他社チップとの相互運用試験中。Bluetooth 7.0の正式採択前であり、実際の製品時期や対応プロファイルは今後の確定を待つ。それでも、規格案がIPだけでなく商用SoCへ移り始めたことは、ワイヤレススピーカー設計にとって具体的な進展だ。
