ケンタッキー出身のシンガーソングライターTyler Childersと7人編成バンドThe Food StampsのSnipe Hunt Tourで、Cory BensonはDiGiCo Quantum338をモニター卓として使用している。BensonはChildersのモニターエンジニアを3年半務めており、2023年のSend in the Hounds Tourから同行している。
モニターシステムは、Quantum338が32ビットマイクプリとアナログ出力カードを搭載した2台のSD-Rackを制御する構成だ。さらに2台のDiGiGrid MGBでMADIをレコーディング用コンピューターへ取り込む。ステージ左から、バンド向け8系統、バックライン技術者向け5系統、VIP向け1系統、ゲスト参加者向け最大3系統のステレオIEMを送り、ドラマー用の有線バックアップ・ステレオミックスとギタリスト用のフィードバック・ウェッジも用意する。
Bensonは、Nodal Processingによって特定のセンド用にチャンネルを複製せず、1チャンネルから個別センドを扱える点を運用上の利点として挙げている。外部処理やプラグインは極力使わず、Tyler ChildersのボーカルにNaga 6とDYN Blue Classic、バンドバスにDYN Blue Classic、タムにMustard gates、アップライトベースにV22ソフトウェアのMustard Levelling Amp The Silver Oneを使用している。
