Lithe Audioが8インチBluetooth Auracast Ceiling Speaker(BT8)を発売した。8インチ・ドライバーを備える天井埋込型スピーカーに、Bluetooth 5.4 LE Audio、Auracastの送受信機能、Class Dアンプを一体化した製品で、外部アンプなしで動作する。
Auracastは、単一の音源から受信範囲内の対応機器へ同時配信するBluetoothの放送方式だ。BT8はMaster Transmitter/Receiverモードによるスピーカーのグループ化にも対応し、複数の対応スピーカーを同期した音響ゾーンとして構成できる。
Lithe Audio Setup Appから、スピーカー名、EQ、音量上限、システム設定を操作する。音源入力はBluetoothに加えて3.5mmライン入力を備え、テレビやメディアプレーヤーを接続できる。マグネット式のグリルは塗装可能で、IP44仕様のためキッチン、浴室、商業空間も想定している。
メーカーは住宅の複数室だけでなく、交通施設、ジム、図書館、会議施設、店舗、飲食店、介護・医療環境を用途に挙げる。Auracast対応補聴器や個人用受信機は、固定スピーカーと同じ放送へ接続できるため、館内放送と補聴支援を一つの送信系で扱う選択肢にもなる。
BT8の構成上の特徴は、天井スピーカー、アンプ、Bluetooth受信、Auracast送受信を一つの筐体へまとめた点にある。個別配線した外部アンプ中心の設備とは異なり、対応受信機へ一対多で配信しながら、固定スピーカー同士も同期できる設計である。
