ポーランドのオッスフに新設された1920 Battle of Warsaw Museumが、HARMAN Professionalを中心とする展示音響システムを導入した。システムインテグレーターのESS Audioは、FLUX:: SPAT Revolutionの空間音響処理とJBL Professionalのスピーカーを組み合わせ、ワルシャワの戦いを扱う展示空間へ音の移動を組み込んだ。
SPAT Revolutionでは、航空機、騎兵の突撃、爆発、部隊の移動を音響オブジェクトとして配置し、個々のスピーカー位置に固定せず来館者の周囲で動かす。ESS AudioのMateusz Nawrockiによると、バイノーラル・プレビューを使って現地施工前に空間ミックスの大半を作成し、設置時の調整時間を短縮した。
入口ホールにはJBL CBT 1000、CBT 70J、AC16とControl SB2210サブウーファーを配置した。メイン展示室はControl HST 14台、CBT 70J-1 6台、Control SB2210 4台を中心とし、各展示にもControl Seriesを追加している。
増幅はCrown DSi、ルーティングと調整はDante対応のBSS BLU-101/BLU-160が担う。講演や文化イベントに使う多目的室にはJBL SRX900 Series、Soundcraft Si Seriesコンソール、AKGマイクを導入し、AMX NMXエンコーダー/デコーダーとVARIAタッチパネルでシステムを管理する。
この導入は、入口のコラム型スピーカー、メイン展示室のControl HSTとサブウーファー、多目的室のSRX900を用途別に分けながら、SPAT RevolutionとDante対応DSPで展示の音響オブジェクトを横断制御する構成だ。展示では音の移動を演出の中心に据え、常設展示とイベント運用にはそれぞれ異なるシステムを割り当てた。
