Hennepin Artsは、ミネアポリス中心部の歴史的劇場を維持・発展させる非営利団体で、State Theatreの大規模な音響更新を終えた。対象となったState Theatreは1921年開場の2,181席の劇場で、ブロードウェイのツアー公演、コンサート、コメディなどを受け入れている。設計と施工はAudio Logic Systemsが担当し、老朽化してサポート外となっていた従来システムをd&b audiotechnikのKSL-Seriesラインアレイへ置き換えた。

State Theatreには、メインフロア、通常のバルコニー、奥行き50フィートの深いアンダーバルコニーという3つの異なる音響領域がある。Audio Logic Systemsは、KSL-Seriesのブロードバンド指向性とd&b ArrayProcessingを使い、各席の音色バランスと聴取体験をそろえることを目指した。構成は、左右メインハングに20台のKSL8と4台のKSL12、低域用に左右30度トーイン配置のSL-GSUB 4台、フロントフィルにY10P 6台、アンダーバルコニーにYi10P 5台、アンプに40D 15台とD90 2台である。

ArrayCalcによるモデリングにより、新しいラインアレイは従来より5フィート高くフライングされ、劇場外側席の視界改善にもつながった。アンプ室では、以前の6台の44Uアンプラックから3台へ減り、15平方フィートのスペースが戻ったとされる。近隣の1,014席Pantages Theatreにもd&b CCLシステムが導入され、14台のCCL8と2台のCCL12によるアレイが採用された。