TorontoのChurch on the Queenswayは、3,000人を収容できる礼拝施設で、音響更新のためにフルサービスAVプロバイダーのSoundboxを起用した。従来のポイントソースシステムは、客席全体とバルコニーに100フィート以上音を届ける必要があり、場所によるカバレージのばらつきや一部エリアでの明瞭度低下が課題になっていた。
新しいPAは、d&b audiotechnikのSL-Series XSLラインアレイを中心に構成されている。左右のラインアレイは4台のXSLi12と12台のXSLi8で、片側8台ずつフライングし、4台のKSLi-SUBをセンタークラスターに配置した。サブウーファー下にはセンターフィルとしてYi10Pを1台、バルコニー左右サイドフィルとしてYi10Pを2台、バルコニーディレイとして10S-Dを2台設置し、システム全体はArrayProcessing付きの40Dアンプ12台で駆動する。
機種選定では、技術・メディアディレクターのRené Barrowが2022年の英国PLASAでd&bシステムを聴いたことをきっかけにSoundboxへ相談し、PAシュートアウトを経てXSLを選んだ。記事では、軽量なボックス、スクリーン視認を妨げにくい吊り込み、R1ソフトウェアによるリモート監視が判断材料として示され、礼拝、音楽、スピーチを同じ室内で扱う大型施設の更新例になっている。
