TatesideはSelfridges Oxford Street店のVIPフロアに、用途と内装が異なる複数室をつなぐ音響システムを構築した。メインラウンジでは限定版Klipsch + Ojas kO-R1を天吊りし、隠す設備ではなく空間の象徴として見せる設計を採った。

イベント対応にはMartin Audio CDD8BとSX212、Corner ClubにはCDD6BとSX210を配置。個室や通路、試着室にはBowers & Wilkins CCM362、テラスにはAM-1とAUDAC WX502を使い分けた。部屋ごとの音量、耐候性、外観を一種類のスピーカーで無理に賄っていない。

信号はDanteで各ゾーンへ送り、Bose Professional EX1280とPowersoft Unicaで処理、駆動する。スタッフはiPad、Mac、壁面操作器から音量と入力を選択できる。高級店舗の音響を、BGM設備ではなく接客、DJ、イベントをまたぐ運用基盤として設計した事例になる。