Biampは、オーストラリア・アデレードの高級オフィスタワー30 Pirie StreetにBGMシステムを納入した。対象ゾーンは、メインホワイエ、アトリウム、Rundle Mall側の裏口、自転車保管エリアの4カ所で、建物の第一印象と会話の明瞭性を両立させることが課題として示されている。
オーストラリアのインテグレーターProfessional Technology Partnersと連携し、Biamp Voltera DシリーズアンプとTesira DSPを処理・分配用に設置した。アトリウムには建築との一体感を重視してDesonoペンダントスピーカーを使い、その他のエリアには目立たないカバレージのためDesono天井埋込スピーカーを採用した。コンシェルジュはApprimoタッチパネルで操作し、Biamp Workplaceがスケジュールに基づく音楽の開始・停止、時間帯ごとの音量調整、毎朝の既定レベルへのリセットを担う。
実用上の意味は、スタッフが細かく介入しなくても、建物内の用途が異なる4エリアでBGMを維持できる点にある。自転車保管エリアでは機械騒音をマスクしながら音声の聞き取りやすさを保つ必要があり、ホワイエとアトリウムでは音楽が空間を支えつつ会話を妨げないことが求められた。ネットワーク化されたBiampインフラは、テナントの要件が変わった場合の拡張や変更にも対応できる。
