FocalとNaimは、8月7〜9日に米ノースカロライナ州ローリーで開かれたAudio Advice Live 2026に4つのシステムを出展した。60を超える試聴室が並ぶ消費者向けイベントで、Scala Utopia Evo Mが北米で初めて一般公開された。

Scala Utopia Evo Mは、3ウェイ・バスレフ方式のフロア型スピーカー。新しいPRISM逆ドームツイーター、Focalの業務用Utopia Mainモニターから展開したM形状Wコーン・ミッドレンジ、デュアルフェライト磁石を使う10.6インチWコーン・ウーファーを搭載する。能率は92dB、再生周波数帯域は27Hz〜40kHzとされる。

会場では、NaimのNSS 333ネットワークプレーヤー、NSC 222ストリーミングプリアンプ、NAP 350モノラルパワーアンプ2台と組み合わせて試聴展示された。価格は標準仕上げがペア5万ドル、木目仕上げが5万6,000ドルで、アンプやソースまで含めた明確なリファレンスシステムとして提示されている。

もう一つの大型展示は、1本あたり7基のドライバーと600WのNaim製Class ABアンプを内蔵するDiva Alta Utopia。ペア21万ドルのアクティブワイヤレス機で、DAC、DSP、ストリーミング機能まで筐体内に収める。一方、15ドライバーと660WアンプによるDolby Atmos対応のMu-so Heklaは3,600ドルで、より多くの来場者が導入を想像しやすい提案となった。

展示の価格帯は、5,297ドルのFocal Omada/Naim CIシステムからDiva Alta Utopiaまで大きく広がった。Scalaの伝統的なパッシブHi-Fi、Heklaの一体型イマーシブ再生、Divaの超高級ワイヤレス、Omadaのカスタムインストールを並べることで、両ブランドの現在地を一つの会場で見せた格好だ。