Lyngdorfは8月7〜9日に米ノースカロライナ州ローリーで開かれたAudio Advice Live 2026で、LCR-2とSB-75を北米で初めて一般公開した。壁面設置を前提とする2製品を、ホームシアターと2チャンネル再生の別々のデモに振り分けた展示だ。

LCR-2は、フロア型FR-2と同系統のドライバーを採用した壁掛けスピーカー。センターチャンネルとして使えるほか、左右を含むフロント3本をLCR-2でそろえる構成にも対応する。価格は1本2999ドルで、8月から出荷予定。

会場のCapital Roomでは、LCR-2をフロントに配置し、壁埋め込み型のD-60とD-5、RELのサブウーファーを加えたDolby Atmosシステムを構築した。信号処理と駆動はMP-60 2.1プロセッサーとMXA-8400パワーアンプが担い、RoomPerfectで室内補正を行う。

SB-75は、左右2チャンネル分のユニットを幅168cmの一体型筐体に収めたパッシブ・ステレオサウンドバー。一般的なテレビ用サウンドバーと違ってアンプやデコーダーを内蔵せず、外部のステレオアンプと組み合わせる。価格は5999ドルで、8月中旬の発売予定だ。

両機に共通するのは、スピーカーを部屋の中央へ張り出させず、壁際で成立させる考え方だ。LCR-2は多チャンネル、SB-75は2チャンネルと役割を分けつつ、設置性を優先して音質面を簡略化しないというLyngdorfの方針を示している。