ベルギー・ワロン地域のSeraingに開業したOMは、1948年築の製鉄所職員用宴会場を改修した1700人規模のライブ会場だ。運営側は国内外ツアーを受け入れられる標準的なPAとしてL-Acoustics K3を選び、XLRが設計と施工を担当した。
K3は中型筐体で大型ツアーに必要な帯域と到達を狙うラインアレイで、Soundvisionによって客席形状と吊り位置を事前検討する。既存建築の構造と視界を守りながら、ステージ前から後方まで一貫した音圧と音色を目標にした。
会場が常設PAを持つと、持込み機材と仕込み時間を減らし、興行側が日程を組みやすくなる。一方、すべてのツアーが常設機を使うとは限らない。搬入口、吊り点、電源、持込み卓との接続を含む受入条件まで整えることで、設備投資が稼働率へつながる。
