The Romantic Tourは、北米、欧州、日本を回る大規模スタジアム公演で、Clair GlobalがL1とL1D、CS1を主要PAとして運用する。北米ツアーでの初採用となり、アトランタのBobby Dodd Stadiumを含む会場で実戦投入された。

L1はPULSと呼ぶ高密度ラインソース構造を基盤に、各音響素子を個別のDSP/アンプチャンネルで制御する。CS1は21インチ4基のカーディオイドサブウーファーで、前方の低域を維持しながらステージ後方や周辺への回り込みを抑える設計だ。

スタジアムPAでは最大音圧だけでなく、遠近の帯域差、客席外への低域漏れ、仕込み時間が成否を分ける。90公演規模のツアーで継続使用されることは、単発デモよりもシステムの再現性、輸送性、日々の調整時間を判断できる重要な実績になる。