英国のポップアーティストJames Morrisonは、デビューアルバムの20周年に合わせた「20 Years of Undiscovered」英国・アイルランドツアーを行っている。22Liveが音響を支え、Martin AudioのWavefront Precisionシステムがボーカルとギターを軸にした公演で使用されている。
システムは最大24基のWPCエレメントで構成され、片側12基をシングルポイントでフライングする。小規模会場での柔軟性を確保するため4枚のグリッドを使い、必要に応じてボックスをグラウンドスタックできる。低域は12基のSXCF118 18インチ・サブウーファー、フィルはリップフィル用のTORUS T820 4基と、インフィルまたはアウトフィル用のTORUS T1230 4基が担う。
22LiveのシステムテックChris Wilcockは、WPCの10度リギング角により会場ごとの設計が可能になり、100度の指向性がリギングポイントの制約がある劇場空間に合ったと説明している。Cambridge Corn ExchangeではMartin Audio DISPLAYソフトウェアを使い、ガラス製バルコニー前面からの反射を抑えつつ高域を客席側へ戻す調整も行われた。
