テキサス州カーセージのFirst Baptist Churchは、礼拝スタイルと音楽プログラムの変化に合わせ、礼拝堂の音響システムを刷新した。従来のPAは教会建設時から大きく変わっておらず、カバレージのむら、劣化したスピーカーとアンプ、明瞭度の不足が更新の理由になった。
RP AVLのRay Prisznerは、横幅が奥行きより広く、段差のある天井を持つ礼拝堂に対してMartin Audio DISPLAYを用いて設計と最適化を進めた。システムは左右各4台のTORUS T820による2ハング、SX218デュアル18インチサブウーファー2台、アウトフィル用CDD6 2台、iKON IK41アンプ2台で構成される。
DISPLAYで室内レンダリングを取り込み、複数のMartin Audioモデルを検討した結果、TORUS T820とCDD6が空間に適した組み合わせとして選ばれた。SMAARTで複数位置を測定したところDISPLAYの予測に対して0.2 dB以内だったとされ、前列へのシェーディングやアウトフィルの追加によって、聖歌隊と楽器を聞き取りやすくしながらスピーカーの存在感を抑える実用的な改善につながった。
