Quartet15は、PureAudioProjectの開放型バッフルを縦方向へ拡張した大型モデルだ。各チャンネルに15インチウーファー4基を配置し、その中央へ中高域モジュールを組み込む。背面を箱で閉じないため、前後へ放射する双極型の動作となる。
同社の特徴は中央モジュールを交換できる点にある。リボン系やホーン系など、異なる中高域方式を同じ低域フレームと組み合わせられる。完成品を固定構成で買うというより、部屋、アンプ、好みに合わせて構成を選ぶスピーカープラットフォームに近い。
15インチ4基は深い低音だけでなく、低域で必要な振幅を小さくし、能率と余裕を確保する狙いがある。一方で開放型は後壁との距離と部屋の低域モードに強く左右される。設置面積を含めて試聴できる環境が、この製品では仕様表以上に重要になる。
