Sonyは2026年7月8日、IER-M500インイヤーモニターを発表し、ライブサウンド市場への展開を強めた。同社はこれまで360VME Virtual Mixing Environment、MDR-MV1ミキシングヘッドホン、C-800Gスタジオ用チューブコンデンサーマイクなどでスタジオ分野のプロに向けた製品を提供してきた。

IER-M500はモニターエンジニアとの協業で開発され、耳への確実で安定したフィットを狙っている。本体内部には薄いポリウレタン壁を備えてステージ上での遮音性を高め、ダイナミックドライバーと大型アコースティックチャンバーで深く制御された低域を目指す構造とした。内部構造は高域再生にも配慮され、カラーはレッド&ブルー、ブラック、クリアの3種類、イヤーチップは4種類が付属する。必要に応じて使える柔軟なイヤーサポーターと、RFパックへ接続する1.6mの着脱式ケーブルも同梱される。

価格は119.99ドルで、発表日から予約販売が始まり、出荷は2026年8月下旬の予定。ステージ上で外れにくい装着性、追加の遮音、RFパック接続を前提にしたケーブル構成まで含め、IER-M500は低価格帯でライブモニター環境に組み込みやすい選択肢として設計されている。