Studio Technologiesは、Dante audio-over-Ethernetを使う制作環境向けに、StudioComm Model 762 Stereo Level Controlを発表した。製品は録音、放送、ポストプロダクション、一般的なプロオーディオ用途を想定した自立型のステレオ・モニター・コントローラーで、IBC 2026ではNixer Audioのスタンド8.F96で展示される予定だ。
Model 762は2系統のステレオDante入力と2系統のステレオDante出力を備え、放送ルーター、マトリクス・インターカム、ビデオ編集プラットフォーム、オーディオ・アンプ、パワード・スピーカー・システムとの接続に対応する。AES67相互運用性とDante Domain Managerにも対応し、PoEはIEEE 802.3afのclass 2低消費電力デバイスとして動作する。内部的には4チャンネルのDante受信と4チャンネルのDante送信を扱い、32ビット処理、48 kHzサンプリング、最大32ビットのビット深度をサポートする。
アナログ入出力を持たないオールデジタル機である点は、ネットワーク化されたモニター系統を整理したい小規模卓上環境にとって明確な設計条件になる。2つのプッシュボタン、ロータリー・エンコーダー、LED、デジタル表示でレベルや状態、Danteネットワーク情報を確認でき、2系統目のステレオ出力にヘッドホン・アンプを接続してキュー・システムとして使う設定も用意されている。WindowsとmacOSに対応するStudio Technologiesの無償STcontrollerでは、入力ソース選択、出力ディム値、ステレオペア出力の動作などを設定できる。
