Michael Franti & Spearheadの短期サマーツアーでは、モニターエンジニアのLucas PinzónがWaves LV1 ClassicとWaves eMo IEMを使用した。Red Rocks Amphitheatreで終えたこのツアーは、同チームにとって初めて没入型インイヤーモニターをツアー運用した機会である。

PinzónはLV1 Classicを80ステレオチャンネル構成で走らせ、64入力を扱った。eMo IEMはSoundGridベースの没入型IEMミキシングエンジンで、LV1と同じ環境内で動作し、ミュージシャンごとに定位を含む個別ミックスを組める。

ツアー開始時は、バンドが6カ月一緒に演奏しておらず、クルーも初顔合わせで、リハーサル前に公演が追加される状況だった。Pinzónはプリセットと明確なミックス方針を使い、ベーシストCarl Young向けにはベース、Sub Moog、キック、ハイハット、自身のボーカルを前面に置くなど、音量や音色だけでなく空間内の位置も判断材料にした。