DHD Firmware 10.4は、同社のモジュール型放送システムへ構成と制御の追加機能を提供する。スタジオ卓、I/O、ルーターを一体の固定製品としてではなく、用途に応じて組み合わせる環境で、AoIP経路と操作面を拡張した。

Routing Appではネットワーク上の音声源と送出先を見渡し、必要な接続を変更できる。物理パッチの代わりに多くのIP経路を扱う放送設備では、接続状態の可視化と誤変更を防ぐ権限設計が運用品質を左右する。

ファームウェア更新は新機能だけでなく、既存卓、I/O、制御PCの組み合わせを確認してから導入すべき作業だ。予備系への適用、設定のバックアップ、旧版へ戻す手順を含めた検証が、24時間運用では製品発表そのものより重要になる。