英PresentDayProductionが、3ウェイ・アクティブスタジオモニターMUM-8を製品化した。出発点はDolby Atmos対応の制作室だった。既製品を比較したものの、1組1万ポンド未満で納得できるモニターが見つからず、自社で設計を始めたという。試作したキャビネットは35台を超える。

低域にはPurifi PTT8の8インチ・アルミニウム振動板ウーファーを採用し、中域と高域にはBlieSMa製ドライバーを組み合わせる。中高域はシルクまたはベリリウム仕様を選択可能。増幅にはHypex NCoreモジュールを使い、各帯域を個別に駆動する構成だ。

設備面で特徴的なのが、奥行き60mmの3Uアンプケース。通常はキャビネット背面に収まるが、壁面への埋め込みや天井設置では取り外して19インチラックへ移せる。モニター本体の配置自由度と保守性を両立させた設計で、ステレオのマスタリング室だけでなく、多チャンネル環境への導入も想定しやすい。