eCousticsは8月19日、Rotel Amora 5の新製品情報を公開した。アンプ、CDプレーヤー、DACなどで知られるRotelがスピーカー分野へ戻るのは30年以上ぶりで、同社の製品構成を音源機器やアンプからスピーカーまで広げる1機種となる。発売は2026年8月を予定する。
Amora 5はパッシブ型の2ウェイ・バスレフスピーカーだ。25mmシルクドームツイーターはアルミニウム製の支持リングと、回折を抑える形状のABSフェイスプレートに取り付けられる。165mmのミッド/バスドライバーは織布複合材の振動板とアルミニウムフレームを使い、2.5kHzのクロスオーバーで高域側とつながる。
MDF製キャビネットはリアポート型で、公称周波数特性は48Hz〜28kHz。感度は87dB(2.83Vrms/1m)、公称インピーダンスは8Ω、推奨アンプ出力は30〜120Wとされる。背面には金メッキ端子を2組備え、シングルワイヤーとバイワイヤーの両方に対応する。
外形寸法は高さ350×幅190×奥行き300mm、質量は7.7kg。仕上げはマットブラックとマットホワイトの2種類で、黒色の着脱式グリルが付属する。価格はペア999ドル/999ユーロ/999ポンドで、正規販売店を通じて供給される。
eCousticsは、Amora 5の2ウェイ構成に特殊な方式は見当たらず、Rotelの既存機器と組み合わせて同一ブランドの再生システムを構成できる点に意味があるとみる。一方で、1,000ドル前後には競合スピーカーが多く、既存製品に対する選択理由を示せるかが課題になると指摘した。
